咳止めに効果のある吸入器の種類って何?詳しい効果は?

咳止め効果がある吸入器の種類は?

咳止め効果がある吸入器の種類は?

咳止めに効果のある吸入器とは、『ネブライザー』と『スチーム吸入器』と呼ばれる種類に大別されています。ネブライザーとは、主に喘息の患者らが発作を起こした時に、薬剤を経口吸入するための機材です。

基本的には、液体の薬剤を霧状にして噴霧し、吸い込む装置です。従来のシステムは医療施設に設置された大型の機材がメインでしたが、近年では家庭用の小型サイズも作られるようになり、インターネット通販などでも購入できるようになって普及しています。

そのネブライザーの仕組みですが、微細な霧状になった薬剤がスムーズに吸入され、薬剤が気道の組織に適切に付着、浸透するように作られています。

薬剤の噴霧の方式には、ジェット式と呼ばれる、高速の空気流で『霧吹き』のように薬液を微細な霧状にするものと、『超音波式』と呼ばれる、薬液に超音波を照射することで霧状にして噴霧するものがあります。

それぞれ、薬の液滴の大きさがその症状に対して適切であるよう調整する必要があります。使用する際には医師に相談の上で適切な指導を受けることが大切です。

このように、ネブライザーが治療のための薬剤を霧状にして経口吸入するための機材ですが、同様に吸入器と呼ばれるもので、スチーム(水蒸気)を噴霧・吸入する専用のスチーム吸入器とよばれるものがあります。

これは近年ますます増えているいる花粉症やアレルギー性鼻炎の症状や、風邪による咳や喉の痛みなどに対して、その症状を緩和するために利用するためのものです。

仕組みとしては、ネブライザー同様にジェット式と超音波式があり、湯を沸かすことで高圧の水蒸気を作り出して噴霧しています。また、超音波式ではネブライザーと同様に超音波振動子によって噴霧すべき液滴(水滴)をつくり、温めて噴霧するのです。

これらは薬液ではなく水の噴霧のために用いられるものであり、これによって喘息の症状は緩和はしづらいのでその発作の時には用いることはお勧めできません。

また、上記のような外部動力を用いないタイプとしては粉末の薬剤を吸入するものがあり、これらは既定の回数を使用したら廃棄してしまうように作られています。

いずれも医師の診察を受け、それぞれの症状に対して『適切である』と勧められた吸入器を、正しく使用できるよう指導を受けたうえで活用することをお勧めします。

また、患者が幼児などの未成年、または高齢者などである場合には、家族なども同様にその取扱いを学び、安全に運用できるよう心がけて頂きたいものです。