咳止めの薬とよく一緒に耳にする吸入器ってどんなもの?

咳止め薬の吸入器とは?

咳止め薬の吸入器とは?

咳などの症状に見られる気管の病気に対して効果の大きい咳止め薬を炎症部位に届けるためのものが吸入器です。吸入器には様々なタイプのものがあり、それぞれのタイプに応じて吸入のための操作や方法が違ってきます。

現時点では大きく分けて3種類のタイプの吸入器があり、エアゾールタイプ、ドライパウダータイプ、ネブライザーとなっています。エアゾールタイプはエアゾール缶を押すと1回分の薬剤が噴射されます。

このタイプのものは小型で軽量なので持ち運びしやすいという利点があります。噴霧された薬剤を吸い込めばいいので吸い込む力が弱まっている時でも吸入しやすい点もメリットにあげられます。

このタイプのものは薬剤噴霧のタイミングと吸い込むタイミングを合わせる必要があるので使用の際には慣れが必要になってきます。また薬剤に含まれているエタノールなどの添加物によって咳き込んだりむせたりしてしまうことがあります。

エアゾールタイプを幼児や高齢者でも使えるようにするための補助器具としてスペーサーがあります。これであれば噴霧後に自分のタイミングで薬剤を吸い込むことができるのでより簡単に薬剤を吸入することができます。

薬剤が口の中に残りにくくなるので使用感が良好にもなります。使用後には放置しておくとカビの原因になるのでしっかりと手入れをする必要はあります。

洗浄後に内部に水滴を残しているとそこに薬剤が付着してしまい効果が下がってしまうのでしっかりと乾燥させることに注意します。補助具がプラスチックでできている場合には静電気にも注意しなくてはなりません。

ドライパウダータイプは、粉末状の薬剤を吸入するタイプになります。このタイプであればエアゾールタイプの場合と違い、吸入のタイミングを合わせる必要はなく、自分の好きなタイミングで吸入することができます。

このタイプはエアゾールタイプよりも吸い込む力が必要になってくるので幼児や高齢者が使用するには難しい場合があります。吸入後に口の中に薬剤が残りやすいといったデメリットがこのタイプにはあります。

ネブライザーは噴霧専用の器具となっていて、薬液を霧状にして吸入するものです。霧状の薬液を自然に行っている呼吸で吸入することができるので幼児や高齢者でも簡単にできるようになっています。

このタイプの場合は吸入するまでに時間がかかることと電源や電池を必要とし、他のタイプのものよりも器具が大型になってしまうので携帯するには向いていないものが多いです。